ニュース 社会 作成日:2021年2月4日_記事番号:T00094588
先月中国から台湾に戻り、新型コロナウイルス感染防止のための14日間の外出制限「居家検疫」を受けていた女性の自宅(台中市南屯区)を恋人である男性が訪れ、2日連続で宿泊していたことが明らかとなった。自宅で隔離措置を受ける場合は1人1戸が原則で、家族を含め他人と接触することはできないという規定に違反している上、この男性が病院に勤務する医師との情報も流れた。盧秀燕台中市長が「極めて不適切」と断罪するなど、批判の声が噴出している。
女性は1月26日に勤務先の中国から台湾に帰郷。その後、居家検疫のため自宅で過ごしていた。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)によると、自宅で隔離措置を受ける場合は1人1戸が原則で、家族を含め他者と接触することはできない。女性の自宅があるビルの管理人が、女性に訪問客があったらしいことに気づき、台中市政府衛生局に通報した。
衛生局が監視カメラの映像などで調査した結果、女性が台湾に戻った翌日の27日に男性が訪れてそのまま宿泊。28日にはいったん部屋を出たものの、その日の夜に再度訪問し、朝まで過ごしたことが発覚した。衛生局の調べに対し女性は、相手は未婚のパートナーで掃除を手伝ってもらったと説明したという。
衛生局は規定違反が確認されたとして3日、女性に20万台湾元(約75万円)の罰金処分を科した。
衛生局は、恋人である男性の身元を緊急調査し、職場への出勤停止を要請。男性の勤務先に消毒を強化するよう通知した。検査の結果、男性は陰性だったが、今後7日間の「自主健康管理」措置(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)を実施し、再度検査を受けて陰性が確認された時点で出勤が認められる。
男性が医師であるとの情報について衛生局は、個人情報保護の観点から関係者の職業などは明らかにしないと説明した。ただ男性の職場は処分を検討しており、最悪の場合、解雇される可能性もあるという。
衛生局は、隔離措置の対象者が規定に違反した場合の罰則はあるが、対象者に接触した家族や友人に対する罰則は存在しないため、中央政府に対策を検討するよう求めた。
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