ニュース 社会 作成日:2021年2月17日_記事番号:T00094645
オーストラリアのメルボルンで開催中のテニス全豪オープン・女子シングルスで、台湾の謝淑薇(35、世界ランク71位)が台湾人女子選手初となるグランドスラム(4大国際大会)ベスト8入りを果たした。16日に行われた準々決勝では日本の大坂なおみ(23、同3位)に破れ、台湾人初の4大大会制覇は成らなかった。
謝は、昨年の怪我から無事に回復し、痛みもなく走り回れたと医師に感謝を述べた(謝FBより)
2001年にプロに転向した謝は、08年の全豪オープンで台湾人選手として初めて4回戦に進出。12年にはマレーシア・オープンで女子テニス協会(WTA)ツアー初優勝を果たすなど着実に力をつけていった。
ダブルスでは13年に中国の彭帥と組んで出場したウィンブルドン選手権で優勝し、台湾人選手として初のグランドスラム制覇を実現。14年の全仏オープンも制し、同年ダブルスの世界ランキング1位に上り詰めた後、現在も同ランクを維持している。
今回の全豪オープンは、チェコのバルボラ・ストリコバ(34)と組んで出場したダブルスでは2回戦で早々に姿を消したものの、シングルスは順当に勝ち上がり、今月14日に行われた4回戦で14歳年下のチェコのマルケタ・ボンドロウソバ(21)をストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
グランドスラムが1968年にオープン化して以降、ベスト8に進出した最年長選手となった謝はボンドロウソバ戦後、「自分が18歳のつもりで戦い、試合を楽しんだ」と語った。
男子の盧彦勲(37)が10年のウィンブルドンで達成して以来の台湾人選手によるシングルスでのグランドスラム8強入りは、台湾でも大きな注目を集めた。試合前に謝は「ボコボコにされるかも」と冗談交じりに話しつつ「負けても失うものはない」と意気込みを見せていたが、残念ながら6-2、6-2のストレートで大坂に完敗。快進撃はここでストップすることになった。
謝は試合後、自身のフェイスブック(FB)ページにコーチや昨年来、故障の治療に当たった医師に感謝を言葉を送るとともに、「驚きに満ちた全豪オープンの旅は終わったが、皆さんの応援は忘れません」と書き込んだ。
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