ニュース 社会 作成日:2021年2月19日_記事番号:T00094695
台湾で1月行われた大学入試に向けて基礎学力を測定する共通テスト、大学学科能力測験(学測)で、試験会場に受験生が「同伴」したペットのフクロモモンガが、他の受験生に飛びかかるというトラブルが発生していたことが明らかとなった。
今年の学測は1月22日と23日の2日間にわたって実施された。「フクロモモンガ事件」は、22日午前9時20分~11時に実施された最初の英語の試験で発生した。試験が始まって約1時間が経過したころ、答案用紙に向かっていた女子受験生が突然、背中から首にかけてネズミのような動物に飛びかかられてパニックに陥り、悲鳴を上げながら床の上に倒れ込んだ。
この動物はネズミではなく、同じ会場で試験を受けていた受験生が持ち込んだペットのフクロモモンガだった。この受験生はフクロモモンガをバッグに入れ、荷物置き場に置いていたが、バッグの口の隙間からフクロモモンガが抜け出したようだ。
飼い主の受験生がフクロモモンガを確保して会場を離れたことで騒動は収まったが、トラブル発生を理由に試験時間は5分延長された。
また学測の実施主体、大学入学考試中心(大考中心)は18日、フクロモモンガを持ち込んだ受験生に対する処分についての委員会を開き、試験会場に混乱を招いたとして英語科目の級分(受験生を成績によって15段階=級分に分ける制度)を3級引き下げることを決定した。
大考中心によると、今年の学測受験者は12万8,600人で昨年に比べ4,838人減少し、同テストが1994年に導入されて以来の最少を記録した。
一方で受験規則の違反件数は765件で昨年より97件増加。うち身分証明書の不携帯が451件と約6割を占めた。この他、携帯電話の電源を完全に切っていない、認められていない物品の持ち込みといった違反が多かった。
とはいえ、ペットのフクロモモンガ持参とは前代未聞。「フクロモモンガ事件」を目にした受験生らは、果たして冷静に試験問題に取り組み続けられたのだろうか。
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