ニュース 政治 作成日:2021年2月25日_記事番号:T00094804
大陸委員会(陸委会)の主任委員に邱太三・前法務部長が就任したことについて、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は24日、台湾側が中台による1992年の共通認識(92共識)に立ち戻ることを改めて求めた。25日付工商時報が伝えた。
馬報道官は邱主任委員が前日、「両岸(中台)の未来は春を迎え花が咲くことを期待している」と発言したことを受ける形で、「春を迎えるには東風、花が開くには雨露が必要だ。東風と雨露がすなわち92共識だ」と指摘した。
馬報道官はまた、「現在の両岸関係が複雑で厳しく、緊張対立局面が生じた原因は皆が知るところであり、面倒は引き起こした当人が解決するしかない。春を期待するならば、春の種まきをする実務的な態度と実際の行動を期待している」と述べた。
92共識への同意や「一国二制度」の受け入れを迫る中国・習近平政権の態度は強硬で、邱主任委員就任後の対中関係も改善のきっかけは見いだせない。政治大東亜研究所の王信賢教授は「中国側の譲れない一線は依然しっかり踏みしめられている。両岸関係は徐々に緩和するかもしれないが、交流回復のペースはそれほど速くはなく、政治的な位置付けの問題に直面する。双方とも探りを入れている段階だ」と分析した。
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