ニュース 政治 作成日:2021年2月25日_記事番号:T00094806
野党国民党の江啓臣主席と台湾民衆党の柯文哲主席が24日、社会の諸課題をテーマにする国民党主催のフォーラム「願景(ビジョン)台湾2030」にそろって出席し、一部では国民党と民衆党の選挙協力に向けた序章ではないかという臆測を呼んだ。25日付聯合報が伝えた。
江主席(右)と柯主席(左)の握手を交わす距離が離れていたことが、両党の提携の難易度を表していると聯合報は報じた(24日=中央社)
今回のフォーラムは「居住正義」「分配正義」「低賃金」などの社会問題をテーマに開かれ、両党主席が持論を展開した。
マイホーム難の解決を目指す「居住正義」を巡り、江主席は「中央政府や地方自治体が公共住宅、社会住宅を建設しているが、行政の効率も問題が生じている。行政機関が大きな責任を負うべきだ」と主張。
これに対し、台北市長でもある柯主席は「居住正義は世代間正義の問題だ。社会住宅や賃料補助は対症療法で、税制改革こそ根治療法だ」などと反論した。
国民・民衆両党の連携について、柯主席は「民生問題を話し合うならば、超党派の行事に参加可能だ」と述べ、江主席が柯主席を利用して勢力を拡大しようとしているのではないかとする臆測を「そんな必要はないだろう」と切り捨てた。
江主席も「テーマごとの協力と地方選挙は無関係だ」「同席が連携を意味するわけではない」などと臆測を否定。その上で、「最大野党として、他の野党と課題面で協力の可能性を探りたいが、強くはこだわらない」と述べた。
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