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作成日：2008年8月12日_記事番号：T00009484
奇美電、ベトナム工場設置を延期
パネル大手の奇美電子（ＣＭＯ）は、ノートパソコン（ノートＰＣ）受託生産大手の緯創資通（ウィストロン）と合弁でベトナムに工場を設置する計画を、少なくとも半年以上延期する。12日付経済日報が報じた。
奇美電の計画によれば、自社で開発した500ヘクタールの用地にパネル工場を設置して、再来年の初頭には量産を開始する予定だった。しかし開発が進むに従い、住民への補償問題など不確定要素が表面化し、当初の開発スケジュール通りには進められないことが判明した。
奇美電は、「ベトナム投資計画は用地問題で遅れるが、計画自体は変わらない。中国プラス１の基本戦略に変化はない」と説明。土地や関税、税金などの課題をクリアにしてから工場設置に着手した方が、長期的発展に有利だという考えも示している。
