ニュース 自動車・二輪車 作成日:2021年3月4日_記事番号:T00094906
鴻海精密工業は3日、台北市内で開催したフォーラムの中で、電気自動車(EV)の情報セキュリティーに関する産官学の交流プラットフォーム、「新能源(電動)車産業資安聯盟」を発足させると表明した。鴻海の劉揚偉董事長は、産官学の力を結集すれば台湾は、EV情報セキュリティーのテストエリアとして世界をリードできると語った。4日付蘋果日報が報じた。
劉董事長(中)は、自動車の安全技術と潜在的脅威を探し出し、関連法規と業界標準を構築していくと意気込んだ(同社リリースより)
フォーラムには、セキュリティーソフト大手の趨勢科技(トレンドマイクロ)や台湾マイクロソフト、IBM、情報セキュリティー学術団体の中華民国資訊安全学会などの代表が出席した。
鴻海傘下の研究開発(R&D)機関、鴻海研究院で諮問委員を務める台湾科技大学資訊管理系の呉宗成特任教授は聯盟の設立について、安全で信頼できるEV世界の構築と、EV産業における情報セキュリティーの重要性への認知度を高めることが目的と説明。「情報セキュリティーとプライバシーの保護が保証されないEVは売れない」と強調した。
科技部は、台湾におけるEV情報セキュリティー産業の生産額は1,000億台湾元(約3,850億円)を超えると予測。台湾高速鉄路(高鉄)台南駅周辺に約560億元を投じて情報セキュリティーとスマートテクノロジー産業の拠点を開発すると表明した。
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