ニュース 農林水産 作成日:2021年3月4日_記事番号:T00094907
行政院農業委員会(農委会)の陳吉仲主任委員は4日、中国が3月1日から台湾産パイナップルの輸入を停止したことを受け、3日までにパイナップルの日本向け購入予約が5,000トンあったのに加え、3日夜に1,200トンの申し出があったと明かした。今年の日本向け輸出は、前年の2倍以上に増え、過去最高を更新する見通しだ。中央社電などが伝えた。
陳主任委員(右4)は、中国の輸入停止は、特定の輸出先に過度に依存するリスクを見直す契機となったと語った(3日=中央社)
野菜・果物輸出の業界団体、台湾蔬果輸出業同業公会の呉清緑・栄誉理事長は、日本のパイナップル年間輸入量15万4,000トン以上のうちフィリピン産が大部分を占めると指摘。台湾産パイナップルは供給が不安定で、大口受注が困難だったためと分析した。

呉栄誉理事長は、日本市場開拓のために、農家と貿易会社をつなぐ日本輸出専用区を設置することを提案した。日本市場シェア20%以上を獲得できれば、中国の輸入停止の打撃を軽減できると語った。
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