ニュース 社会 作成日:2021年3月4日_記事番号:T00094915
台南市安平区に住む男性(47)が申請した改名が認められ、このほど新たな身分証明書が発行された。その氏名欄には、台湾での氏名の最長記録となる25文字の漢字が記載されている。
黄さんは改名により、名前の画数が200画以上へと従来の4倍以上に増えた(3日=中央社)
タクシー運転手、元・黄鑫翔さんは2月26日、安平区内の戸政事務所で「黄大嵐是喜神財神衰神福徳正神所有神祝福的宝貝小心肝」への改名を申請した。その名前の意味するところは「黄大嵐は福の神、財神、貧乏神、福徳正神(土地公、土地を守る神様)、全ての神に祝福され、愛される者」というものだ。ちなみに「黄」が姓で、これ以降が名だ。
改名の理由について黄さんは、名前に市民が日頃から参拝する神様の名を入れ、見てすぐに自分のことだと分かるようにしたいと考えたと説明した。「貧乏神(衰神)」まで加えたことについては「人生は良いこともあれば悪いこともある。無理に貧乏神を避ける必要はない。大切なのは善良な気持ちを持つこと」と強調した。
昨年まで台湾最長の氏名は「黄宏成台湾阿成世界偉人財神総統(黄宏成・台湾阿成は世界の偉人で財神の総統)」の15文字だったが、同年6月、ユーチューバーの「要投」が本名を19文字の「晋瑋台湾台東之子大麻煩要投油土伯欧薩斯(晋瑋は台湾台東の子・大麻煩=ユーチューブのチャンネル名・要投・ユーチューバー・オサス)」に改名してトップに立っていた。今回改名した黄さんはこれを大幅に上回った。
安平区戸政事務所の黄茂崑主任によると、台湾の法律では氏名の字数に制限はない。しかし、現行の戸籍システムの氏名欄には50文字までしか入力できない。身分証明書を作成する際の氏名欄には15文字までしか印刷できず、これを超える字数に改名する場合は身分証に手書きで氏名を記入する必要がある。
黄主任は、25文字の黄さんに対し、公文書などに署名する際は1字も欠けることなくフルネームを書く必要があり、とても面倒なため、署名に代用できるスタンプを作成するよう提案した。
台湾では最大3度まで改名することができる。黄さんは、将来もっと長い名前に変えるかもしれないと語っており、そのうち落語「寿限無(じゅげむ。長い名前によって起こる笑いを主題とした古典落語)」の台湾版が誕生するかもしれない。
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