ニュース 電子 作成日:2021年3月8日_記事番号:T00094944
8日付工商時報によると、アップルが今年発売するとみられるスマートフォン、iPhone13に搭載するプロセッサー「A15」は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が5ナノメートル製造プロセス強化版「5ナノプラス」で6月に量産を開始するようだ。下半期も深刻な生産逼迫(ひっぱく)が続く見通しのため、量産時期を早めるとみられる。
このほか、アップルは自社開発した中央演算処理装置(CPU)「アップルシリコン」の第2世代モデル「M1X」を搭載した新型ノートパソコン「MacBook Pro(マックブックプロ)」2機種を発売するとみられ、「M1X」はTSMCの5ナノプロセスを採用すると予想されている。
一方、アップルはiPhone12用プロセッサー「A14」と13インチのノートPC「MacBook Air(マックブックエア)」などに搭載するアップルシリコン第1世代モデル「M1」について、TSMCに対する第2四半期の発注量を前期比10%削減したようだ。新旧製品の端境期の発注調整とみられる。TSMCの5ナノプロセス稼働率は90%以下に下がる可能性があるという。
TSMCの財務報告書によると、同社の最大顧客向けの2020年売上高は3,367億7,500万台湾元(約1兆3,000億円)と過去最高を更新し、同社売上高に占める割合は25%へと前年比2ポイント上昇した。最大顧客はアップルとみられる。
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