ニュース 電子 作成日:2021年3月9日_記事番号:T00094969
米半導体メーカー、ダイオーズによる台湾パワーデバイスメーカー、敦南科技(ライトン・セミコンダクター)の買収に関連し、敦南科技の元経営者、宋恭源容疑者らが買収計画を事前に知り、外資を装って同社株式を取得し、6,000万台湾元(約2億3,000万円)を超える不当な利益を上げていたとして、検察当局は8日、インサイダー取引の疑いで宋容疑者ら8人から事情聴取を行うとともに、関係先を家宅捜索した。9日付聯合報が伝えた。
調べによると、宋容疑者(前右)は、買収計画を知った後、友人の游容疑者らに情報を漏らしていたようだ(9日=中央社)
宋容疑者は保釈金3,000万元で保釈された。宋容疑者は光電関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)の創業者で、同社の董事長を長年務め、昨年7月に長男に経営を引き継ぎ辞任した。また、同時に事情聴取を受けた游明昌氏は台湾の謝長廷駐日代表の妻、游芳枝氏の兄に当たる。
調べによると、宋容疑者らは2019年7月、外資を装い、敦南科技の株式1,016万5,000株を取得。昨年10月から11月にかけ、ダイオーズが敦南科技を買収した際に全て売り抜けていた。
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