ニュース その他分野 作成日:2021年3月10日_記事番号:T00095000
財政部統計処が9日発表した1~2月の輸出総額は620億6,400万米ドルで、前年同期比23.2%増加し、過去最高を更新した。増加幅は過去11年で最高だった。新型コロナウイルス禍のテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)や巣ごもり消費向けの、半導体など電子部品や情報通信技術(ICT)・オーディオ製品、パネルなど光学器材の力強い需要が押し上げた。10日付工商時報などが報じた。

主要製品別では、電子部品が240億2,800万米ドルと前年同期比30.6%増で同月として過去最高だった。うち、半導体は30.5%増の216億6,000万米ドルで、輸出全体の34.9%を占めた。コンデンサーや抵抗器は63.3%増、ダイオードは41.2%増だった。
ICT・オーディオ製品は82億8,500万米ドルと前年同期比24.7%増で同月として過去最高だった。コンピューター用部品は42.3%増、記憶媒体は23.3%増だった。
光学器材は、22億6,700万米ドルで前年同期比38.8%増だった。液晶装置と部品は52.2%増、偏光板は47.5%増だった。
従来型産業のうち、ゴム・プラスチックは42億5,800万米ドルで前年同期比34.4%増だった。米テキサス州を襲った大寒波による原油生産停止の影響で、供給が世界的に逼迫(ひっぱく)し、原油国際価格が上昇したこと、中国向けの需要が旺盛だったことが要因だ。
この他、▽卑金属(ベースメタル)、47億8,000万米ドル(前年同期比19.2%増)▽機械、39億3,300万米ドル(21.7%増)▽化学品、32億9,400万米ドル(13.8%増)▽輸送機械、21億700万米ドル(22.9%増)──は2桁成長だった。
一方、燃料など鉱産物は12億4,700万米ドルで前年同期比41%減と低迷が続いた。
主要輸出先、軒並み2桁成長
主要輸出先別では、中国(香港含む)が261億900万米ドルと前年同期比35.6%増だった。▽電子部品、35%増▽ICT・オーディオ製品、40.3%増▽光学器材、46.9%増▽ゴム・プラスチック、56.6%増▽機械、54.3%増──が大幅に増加した。
この他、▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、102億5,500万米ドル(前年同期比21.1%増)▽米国、85億8,400万米ドル(18.5%増)▽欧州、51億7,800万米ドル(12.1%増)▽日本、43億3,200万米ドル(10.8%増)──と軒並み2桁成長だった。
2月の輸出総額は前月比18.9%減、前年同月比9.7%増の277億9,000万米ドルで、同月として過去最高だった。8カ月連続のプラス成長だ。
蔡美娜・統計処長は、3月の輸出総額は前年同月比15~20%増の300億米ドル以上と予測した。
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