ニュース 医薬 作成日:2021年3月11日_記事番号:T00095025
3日に台湾に到着した英アストラゼネカ(AZ)製の新型コロナウイルス感染症ワクチン11万7,000回分について中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は、早ければ来週にも医療関係者から接種を開始すると明らかにした。11日付自由時報が報じた。
指揮センター指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、先週、医療機関とのオンライン会議で、接種に関する注意事項を説明し、7割以上が接種に意欲を示したと明かした。
指揮センターはワクチン接種計画について、▽3月から、医療関係者▽6月から、65歳以上の高齢者▽9月から、残りの対象者──と説明した。ワクチン200万~1,000万回分が到着すれば65歳以上の高齢者に対し、ワクチン1,000万回分以上が届けば、残りの対象者に対し接種を開始する。
公費によるワクチン接種の対象者は合計1,300万人、台湾の人口65%に当たる。優先順位は上位から、▽医療関係者▽中央・地方政府の防疫担当者▽高リスク業務従事者▽特殊事情による出境者▽警察官・憲兵▽社会福祉・介護施設の従事者、被介護者▽軍人、軍事組織・国家安全組織の職員▽65歳以上の高齢者▽19~64歳でハイリスク疾病・難病患者、重大疾病者──。
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