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《ワイズ横丁》病院の新型コロナ集団感染、看護師の家族全員が退院/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年3月12日_記事番号:T00095058

《ワイズ横丁》病院の新型コロナ集団感染、看護師の家族全員が退院/台湾

 1月12日の医師(第838例)の新型コロナウイルス感染確認を皮切りに、桃園市の病院で発生したクラスター(感染者集団)のうち、看護師(第863例)と同居する6人の計7人が感染した家庭内感染で、死亡した祖母を除き、6人全員がこのほど健康を回復して退院した。

/date/2021/03/12/18chen_2.jpg中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長(右3)が11日、看護師家族を慰問した(11日=中央社)

 同病院のクラスターでは、新型コロナウイルス感染症の重症患者の治療に携わっていた医師(第838例)らの感染確認が1月12日に発表され、医師、看護師、患者など病院関係者やその家族、同病院以外での接触者にまで感染が広がった。

 看護師(第863例)は1月18日に感染確認が発表され、その後、▽夫(50代、第864例)▽娘(20代、第865例)▽義母(80代、第907例)▽娘(20代、第909例)▽義父(80代、第910例)▽義理の姉妹(50代、第934例)──と、同居する家族6人全員が感染した。

 義母は1月29日の検査で陽性となり、同日夜に死亡した。▽慢性腎臓病▽糖尿病▽高血圧▽心不全──などの基礎疾患があった。

 他6人はいずれも無症状で、隔離病棟に一定期間収容され、観察を受けることとなった。春節(旧正月、2021年は2月12日)前には看護師と夫が退院。最後まで入院していた義父がこのほど退院し、家族全員が日常を取り戻した。

 メディアのインタビューに応じた夫は、隔離されていたため、母親が亡くなったことに対応できなかったことが最もつらかったと話した。ただ事情を知った地元の里長(基礎行政単位の長)や鄭文燦桃園市長の支援により、葬儀を無事に終えることができたと感謝を述べた。

 また夫は、一家が感染する原因となった妻に対し、家族が不満をこぼしたことはなかったが、妻は心に大きな負担を抱え、隠れて何度も泣いていたと語った。誰も望んで感染したり、感染させたわけではないし、十分に予防措置を講じた上で感染したのだから仕方がないと強調。自分も家族も妻の仕事をよく理解しており、妻がこの仕事を選んだことは素晴らしいと擁護した。