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対日輸出の台湾産バナナ、残留基準6倍の農薬【表】/台湾


ニュース 農林水産 作成日:2021年3月15日_記事番号:T00095067

対日輸出の台湾産バナナ、残留基準6倍の農薬【表】/台湾

 中国の輸入規制を受けた台湾産パイナップルの対日輸出が好調に推移する中、日本に輸出された台湾産バナナから残留基準の6倍に達する農薬が検出され、輸入業者が回収措置を取ったことが分かった。行政院農業委員会(農委会)の陳吉仲主任委員はフェイスブック(FB)を通じ、「基準を満たさないバナナを輸出した業者は法律に従い処罰する」と警告した。14日付蘋果日報が報じた。

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 農産物輸入業者のWismettac(ウィズメタック)フーズ(本社・東京都中央区)は10日、同社が輸入した台湾産バナナに対する検疫所のモニタリング検査の結果、食品衛生法が定める残留基準(0.02ppm)を超える殺菌剤「ピラクロストロビン」が0.12ppmの濃度で検出されたと発表した。

 同社は残留農薬基準値を超える食品の流通を禁じる食品衛生法に違反するとして、回収措置を取ると表明。「多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」とのコメントを出した。

 問題となったのは3月1日から3日までの納品分で、通常の食生活で食べる量では健康に影響を及ぼす恐れはないという。農委会農糧署によると、回収措置が取られたバナナの総重量は11.25トン。

 農糧署の姚志旺副署長は「単一案件だ」との認識を示す一方、陳主任委員は「台湾産農産物の国際的な信用を守るため、パイナップルと同様にバナナの検疫割合を高め、ごく少数の残留基準超過案件が再発しないようにしていく」と強調した。