ニュース 石油・化学 作成日:2021年3月15日_記事番号:T00095072
台湾電力(台電、TPC)の大潭ガス火力発電所(桃園市観音区)に液化天然ガス(LNG)を供給する台湾中油(中油、CPC)の第3LNG受け入れ基地(観塘工業区)の建設計画が生物礁(藻礁)の生態系保護を巡り8月28日投開票の住民投票の対象となる見通しの中、蔡英文総統はこのほど、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁に対し、雲林県麦寮郷へのLNG受け入れ基地建設加速を打診し、王総裁から前向きな反応を得たとされる。一方、総統府の張惇涵報道官と国家発展委員会(国発会)の龔明鑫主任委員は15日、麦寮郷でのLNG受け入れ基地建設は、第3LNG受け入れ基地の代替案ではないと強調した。中央社電などが伝えた。
2日に面会した王総裁(左)と蔡総統(右)(総統府リリースより)
張報道官は、麦寮郷は大潭ガス火力発電所まで180キロメートル以上の距離があり、輸送管を設置するのは困難などと説明した。
15日付聯合報によると、環境保護団体は麦寮郷でのLNG受け入れ基地建設を代替案として有力視しており、蔡総統との会見時に言及した経緯がある。経済部は当時、実行困難と判断し、優先政策には含めなかった。
蔡総統は今月2日、八大経済団体の理事長と会談した際、中華民国全国工業総会(工総、CNFI)の理事長を兼任する王総裁に麦寮案を打診。王総裁はその場で「政府が言うならば、その通りに協力することになる」と答えたとされる。
台プラグループは麦寮郷へのLNG受け入れ基地建設に向けた環境影響評価(環境アセスメント)の申請を今年末に繰り上げ、経済部と台プラグループは建設予定地である麦寮港南埠頭(ふとう)の用途変更、環境影響評価手続きなどについて、初歩的な意見交換を行ったもようだ。
台プラグループは14日、経済部と協議を行った事実を認めた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722