ニュース 電子 作成日:2021年3月16日_記事番号:T00095084
中国の携帯電話サプライチェーン関係者の情報によると、ファウンドリーの生産逼迫(ひっぱく)でクアルコムの第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン向けチップの納期が30週以上に延びていることを受け、小米集団(シャオミ)やOPPO広東移動通信などの中国スマホブランドが聯発科技(メディアテック)からの調達を増やしているようだ。シャオミのクアルコムからのチップ調達割合は従来の80%から55%に引き下げたという。メディアテックはノーコメントだ。16日付経済日報が報じた。
クアルコムの5G対応スマホ用システム・オン・チップ(SoC)「スナップドラゴン888」はサムスン電子が5ナノメートル製造プロセスで生産しているが、サムスンは自社チップ「Exynos(エクシノス)」シリーズの生産を優先しているため、「スナップドラゴン888」の生産量が減少しているようだ。また、サムスンの米テキサス工場が記録的な寒波の影響で稼働を停止したことで、同工場が生産するクアルコムの5G対応高周波(RF)チップの供給量がさらに減少したとみられる。
一方、メディアテックはファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の支援を受けているため、5G対応チップの供給でクアルコムより優位に立っているようだ。
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