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《新型肺炎》COVAX分配AZワクチン、5月末までに到着へ/台湾


ニュース 医薬 作成日:2021年3月25日_記事番号:T00095254

《新型肺炎》COVAX分配AZワクチン、5月末までに到着へ/台湾

 新型コロナウイルス感染症ワクチンの共同購入の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて分配される英アストラゼネカ(AZ)製ワクチンについて中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は24日、COVAXが5月末までに各国・地域に分配すると通知していると説明した。25日付自由時報などが報じた。

 台湾がCOVAXから分配を受ける476万回分のうち、初回は20万回分。衛福部疾病管制署(疾管署)の周志浩・署長は、COVAXは分配作業の遅れを認めており、台湾だけでなく、大部分の国・地域にまだ到着していないと指摘した。

 台湾では22日に新型コロナウイルス感染症ワクチン接種が始まり、23日までに医療関係者など3,218人が接種した。アストラゼネカ製ワクチンを使用している。うち4人に発熱などの症状が表れたが、深刻な副反応は出ていない。

 ワクチン接種後の健康管理システム「台湾Vウオッチ」は1,661人が登録した。初日に742人から回答があり、多い症状は▽注射部位に痛みがある、63%▽筋肉痛、55%▽倦怠感、52.6%▽頭痛、43%▽寒け、41.8%──の順だった。