ニュース 金融 作成日:2021年3月25日_記事番号:T00095259
新生銀行は24日、金融持ち株会社の富邦金融控股(富邦フィナンシャル・ホールディングス、富邦金)が実施した同業中堅の日盛金融控股(日盛金)に対する株式公開買い付け(TOB)に応じ、連結子会社を通じて保有する日盛金の約13億3,800万株全てを売却すると発表した。TOBの買い付け価格は1株13台湾元(約49.5円)で、新生銀行は約75億円の売却益を計上する見込みと説明した。25日付経済日報が報じた。
新生銀行は日盛金に35.49%出資する筆頭株主だ。同行は、TOBの諸条件のほか、日盛金の同行グループにおける戦略的位置付けなどを総合的に勘案し、TOBに応募したと説明した。全株式の売却後、新生銀行が日盛金に派遣する董事3人は解任される。
富邦金は23日、日盛金に対するTOBで同社株式の53.84%を確保し、少なくとも50%の株式を取得するというTOBの成立条件を満たしたと発表していた。富邦金は30日に株式譲渡を完了し、金融監督管理委員会(金管会)による認可を前提として、経営統合を急ぐ計画だ。
日盛金は6月11日の定時株主総会で役員改選を行う予定で、同社株式の過半を取得する富邦金が経営権を掌握する見通しだ。
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