ニュース 政治 作成日:2021年3月25日_記事番号:T00095264
米インド太平洋軍司令官に指名されたジョン・アキリーノ太平洋艦隊司令官(海軍大将)は23日、上院軍事委員会の指名承認公聴会で、中国による台湾侵攻の可能性について、「多くの人が考えているよりも差し迫っているというのが私の意見だ」と述べた。CNNテレビなどが報じた。
アキリーノ司令官はインドとの国境紛争、香港、ウイグルの例を挙げながら、「われわれは予想していたよりも早く(中国の)積極的行動を目にした」とし、「緊急性に繰り返し言及しているのはそのためだ。われわれはいま準備すべきだ」と主張した。
アキリーノ司令官は中国による台湾侵攻の具体的な時期には言及せず、主張の根拠となる新たな情報は示さなかった。
バイデン政権は今月初め、今春退任するインド太平洋軍のフィリップ・デービッドソン司令官の後任にアキリーノ氏を指名していた。デービッドソン司令官は先ごろ、「台湾(侵攻)は明らかに中国の野心の一つだ。その脅威はこの10年間、実際には今後6年以内に明確になる」と発言していた。
一方、日本の加藤勝信官房長官は24日の記者会見で、中国が台湾に軍事侵攻した場合の対応について、「いかなる事態においても領土・領海・領空、国民の命と平和な暮らしを守り抜く。政府の最も重要な責務を果たす」と述べた。
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