ニュース 政治 作成日:2021年3月26日_記事番号:T00095281
兵器開発を担う国家中山科学研究院(中科院)の冷金緒・副院長は25日、中国の軍事的脅威に対抗するため、中長距離攻撃能力を備えたミサイルの研究を進めていることを公式に認めた。射程距離は明らかにされていないが、中国内陸部に到達する最長2,000キロメートルの射程を持つ長距離ミサイルも開発されているもようだ。26日付中国時報が伝えた。
邱・国防部長(前)は、遠距離攻撃は国軍編成の要点の一つと強調した(25日=中央社)
冷・副院長は立法院国防委員会で、遠距離攻撃が可能な陸地発射型ミサイル1種類が量産段階にあるほか、3種類のミサイルの開発を進めていると説明した。射程距離については、機密事項で明らかにできないとした。
消息筋によれば、量産段階のミサイルは、「雄風ⅡE型」巡航ミサイルを指す。射程距離は600~800キロメートルとされる。また、開発中のミサイルは▽長距離巡航ミサイル(射程距離1,200~2,000キロメートル)▽地対地ミサイル(1,000キロメートル)▽多連装ロケット砲(300キロメートル、コード名・雲昇)──とされる。
邱国正・国防部長は「遠距離、精密、機動性」という条件を備えた軍備の開発を目指しており、中山科学研究院による開発は中断していないと説明した。中山科学研究院は李登輝政権期以降、一貫して中距離ミサイルの研究を進めてきた。
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