ニュース 運輸 作成日:2021年3月26日_記事番号:T00095288
海運の大動脈であるエジプトのスエズ運河で23日(現地時間)、日本の正栄汽船(愛媛県今治市)が所有し、台湾の海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)が運航する大型コンテナ船「エバー・ギブン(長賜輪)」が座礁し、船舶の航行ができなくなっていることを受け、台湾では紙パルプの輸送が滞り、トイレット・ティッシュペーパーの買い占め騒動が再び発生するとの懸念が広がった。王美花・経済部長は25日、メーカーには紙パルプの在庫があり、今回の突発的な事故で紙パルプが値上がりすることもないと表明した。26日付工商時報などが報じた。
経済部関係者は、メーカーには1~2カ月分の原料在庫が台湾域内にあり、原料不足となる懸念はないと説明した。
一方、長栄海運は25日、エバー・ギブンの離礁にかかる費用や関連の損害は船主が支払うとする声明を発表した。
ロイターは保険業界関係者の情報として、エバー・ギブンを所有する正栄汽船と保険会社は数百万米ドル規模の損害賠償を請求される可能性があると報じた。
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