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エレベーターの永大、新董事長に日立の長島真氏/台湾


ニュース 機械 作成日:2021年3月29日_記事番号:T00095298

エレベーターの永大、新董事長に日立の長島真氏/台湾

 エレベーター最大手、永大機電工業は26日、許作名・董事長が辞任し、筆頭株主の日立製作所のグループ会社、台湾日立亜太(台湾日立アジアパシフィック)の長島真・エレベーター事業開発室総経理が新董事長に就任する人事を董事会で決定した。27日付工商時報などが報じた。

 長島・新董事長は永大の中国子会社、永大電梯設備(中国)の新董事長にも就任する。また、日立の100%子会社、台湾日立電梯(日立エレベーター台湾)の金原慶武・董事長が永大電梯設備(中国)の新総経理に就任する。今後は日立が永大の中台エレベーター事業を主導する見通しだ。

 業界関係者は、日立は中国エレベーター市場シェアで上位3位、永大は上位10位に入り、両社の提携により最大手のフィンランド・コネから首位の座を奪う可能性があると指摘した。

 日立は昨年、株式公開買い付け(TOB)などで永大の株式を買い増し、持ち株比率を約51%まで高めた。その後、今年2月8日の臨時株主総会で宝佳機構グループなど旧経営陣側の陳世洋独立董事を解任し、後任に日立側の輔仁大学法律学系副教授の謝志鴻氏が就任。日立側の董事は4人、旧経営陣側の董事は3人となり、日立が経営権を獲得していた。