ニュース 政治 作成日:2021年3月29日_記事番号:T00095308
新型コロナウイルスが流行する中、台湾が世界保健機関(WHO)の年次総会でオブザーバー参加も認められていない問題で、今年5月の総会に台湾が招かれるかどうかを占う上で米国の役割に注目が集まっている。
28日付中国時報によると、米東部時間26日に行われたエボラウイルスに関するテレビ会議では象徴的な場面があった。台湾の蕭美琴駐米代表と衛生福利部(衛福部)疾病管制署の周志浩署長が招待を受けて参加し、その姿がWHOのテドロス事務局長と同じ画面に映し出されたのだ。
米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)によると、あいさつしたブリンケン米国務長官は「国際協力は感染症流行対策に成功するための唯一の道だ。今回の会議は米国と台湾による世界の保健安全分野でのパートナーシップ関係をより強化するものだ」と強調した。
台湾外交部は27日、「バイデン政権発足当初から台湾をハイレベルの国際会議に招いたことは、台米のグローバルなパートナーシップ関係を示すものだ。『台湾は支援が可能で、(実際に)支援を進めている(Taiwan can help, and Taiwan is helping)』という点を具体的な行動で示し続けている」と強調した。
しかし、中台関係が冷え込む中、台湾によるオブザーバー参加を阻む中国の態度に変化があるかどうかを巡っては、依然楽観できないとの見方が根強いのが現状だ。
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