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カルフールマーケットへ改装、出入り業者が高額費用負担か/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2021年3月30日_記事番号:T00095327

カルフールマーケットへ改装、出入り業者が高額費用負担か/台湾

 メディアの報道によると、カルフール(家楽福)は、買収したスーパーマーケットのウエルカム(頂好)を改装し、カルフールマーケットとして新規オープンする際に、出入り業者から改装費を強制的に徴収しており、総額が全土約200店で計249億台湾元(約960億円)に上るようだ。公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は29日、正式に調査を開始したと表明した。カルフールは、報道は事実ではないとして抗議声明を発表した。30日付工商時報が報じた。

 カルフールは昨年6月、ウエルカムなどを展開する恵康百貨(ウエルカム台湾)の買収を発表し、今年2月からウエルカムの店舗をカルフールマーケットとしてリニューアルオープンしている。

 カルフールは、スーパーマーケット業界では新店舗開設に当たり、契約に基づいて出入り業者から開店費用を徴収していると説明。ウエルカム店舗のカルフールマーケットへの総改装費は数十億元程度で、契約に基づき出入り業者から受け取るのはうち4割以下だと強調した。

 一方、公平会は11の同業者団体から陳情を受けたと認めた上で、調査で改装費の強制徴収が確認されれば公平交易法(公正取引法)違反で最高2,500万元の罰金処分を科すと説明した。

 公平会の陳志民・副主任委員は、業界では従来から出入り業者が商品陳列費を払ったり、開店祝いに花かごを送ったりなどのケースはよくあったが、カルフールは出入り業者に対し、売上高に応じて一定比率の援助金を徴収していたと指摘した。