ニュース 政治 作成日:2021年3月31日_記事番号:T00095357
蔡英文総統は30日、台湾を訪問しているパラオのウィップス大統領と会談した。蔡総統は台湾とパラオによる新型コロナウイルス感染症対策を講じ、観光客の往来を再開する「トラベルバブル」実施を双方の協力における「歴史的な瞬間」と評価し、コロナ収束後にも緊密な往来を続けることに期待感を示した。ウィップス大統領もトラベルバブルを通じ、元々深い関係がさらに強化されることを望むと指摘した。31日付自由時報が伝えた。
ウィップス大統領が、近いうちにパラオに来てほしいと語り掛け、蔡総統は「必ず」と返答した(30日=中央社)
台湾とパラオのトラベルバブルは4月1日に開始される。蔡総統はウィップス大統領が台湾から毎年延べ10万人の観光客受け入れを希望していることに触れ、「トラベルバブルを通じ、その目標へと前進することになる」と述べた。
ウィップス大統領は「これまで台湾の新型コロナウイルス感染症対策を学ぼうと努力してきた」とした上で、パラオでは米国の支援で新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が今年1月から始まり、今後数週間以内に人口の半数を対象に2回目の接種が始まり、集団免疫を達成できるとの見通しを明らかにした。
一方、ウィップス大統領に同行している米国のヘネシー-ナイランド駐パラオ大使と台湾の呉釗燮・外交部長、米国在台協会(AIT)のウィリアム・クリステンセン台北事務所長は同日、共同で談話を発表した。民主主義と自由で開かれたインド太平洋地域の実現に取り組んでいくことや気候変動対策、デジタルヘルス、女性のエンパワーメント、農業貿易拡大、海上パトロール強化、インターネットのセキュリティーなどの分野で連携を確認した。
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