ニュース 電子 作成日:2021年4月1日_記事番号:T00095361
市場調査会社、インフォーマ傘下のオムディアの統計によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は2020年スマートフォン用チップ世界市場シェアが27%に達し、クアルコムの25%を上回って初めて世界首位になった。1日付工商時報が報じた。

メディアテックの20年スマホ用チップ出荷量は3億5,200万セットで前年比48%増加した。ミドル~ローエンドスマホ用の需要増が貢献した。最大顧客の小米集団(シャオミ)向けは約6,370万セットに達した。第2顧客のOPPO広東移動通信とOPPO傘下のrealme(リアルミー)向けは計8,319万セットだった。サムスン電子向けは4,330万セットだった。
クアルコムの20年スマホ用チップ出荷量は3億1,900万セットで前年比18%減少した。
証券会社は、メディアテックの21年スマホ用チップ出荷量は前年を上回り、シェア首位を維持すると予想した。一方、クアルコムは高周波(RF)チップの生産を委託するサムスンの米テキサス工場が記録的な寒波の影響で稼働を停止したこと、電源管理IC(PMIC、パワーマネジメントIC)の生産を委託する中芯国際集成電路製造(SMIC)が米禁輸措置の対象になったことで、今年の出荷量も前年割れとなる見通しだ。
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