ニュース 電子 作成日:2021年4月1日_記事番号:T00095365
宏碁(エイサー)の陳俊聖(ジェイソン・チェン)董事長は31日、ノートパソコン市場は顧客が製品を確保するためにオーバーブッキング(重複発注)する状況が生じているが、需要は依然強く、第2四半期まで受注がいっぱいで、供給不足が続いていると明らかにした。1日付経済日報が報じた。
陳董事長は、エジプト・スエズ運河で座礁した大型コンテナ船「エバーギブン(長賜輪)」にも、エイサーのコンテナがあったと明らかにした(31日=中央社)
陳董事長は、現在も教育用PCの需要が最も強く、近ごろ中南米諸国の教育機関から書簡で早期出荷を要請されたと明らかにした。次に需要が強いのはゲーミング(ゲーム用)PCだという。
陳董事長は一方で、PC市場は部品不足や海上輸送のコスト上昇、納期延長など不確実性も強いと指摘した。中央演算処理装置(CPU)の供給不足は解消されたが、小型のICが不足しており、供給不足が解消されるのは今年末~来年第1四半期ごろになると予想した。
陳董事長はさらに、▽証券▽不動産▽金属などの原材料▽最終製品──のいずれも値上がりしており、バブルの懸念が強いとの見方を示した。
なお、エイサー欧米支社のサーバーが、身代金要求型ウイルス(ランサムウエア)「REvil(レビル)」による攻撃を受け、ハッカーグループから5,000万米ドルの支払いを要求されたことについて陳董事長は、要求に応じるわけがないと表明。今回の攻撃を受け、情報セキュリティー対策を強化したと明らかにした。
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