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上場企業の20年純利益、過去最高に/台湾


ニュース その他分野 作成日:2021年4月1日_記事番号:T00095379

上場企業の20年純利益、過去最高に/台湾

 上場、店頭公開企業の2020年決算が出そろい、純利益の合計は前年比21.9%増の2兆4,600億台湾元(約9兆5,000億円)で、過去最高だった。新型コロナウイルス感染症の世界的流行によるテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)や第5世代移動通信(5G)サービス開始で電子メーカーが好調だったほか、コンテナ不足による貨物運賃上昇で海運大手が大幅に成長した。1日付工商時報などが報じた。

 企業別首位は、台湾積体電路製造(TSMC)の5,178億8,000万元で、過去最高を更新した。前年比1,726億2,000万元増加し、増加額も首位だった。2位以下は▽鴻海精密工業、1,017億9,000万元▽富邦金融控股(富邦フィナンシャル・ホールディングス、富邦金)、902億7,000万元──だった。

 伸び率が最も大きかったのは海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)で、243億6,400万元と、前年の216倍に増えた。一方、同業の陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は119億7,700万元で、前年の43億900万元の赤字から黒字に転換した。

 純損失を計上した企業数は387社で、前年比4社増えた。

20年Q4、70%増益

 上場、店頭公開企業の20年第4四半期純利益は前期比1.62%減、前年同期比70.3%増の7,644億7,300万元で、同期として過去最高だった。半導体や電子部品が好調だったほか、鉄鋼、プラスチックなど原材料業の景気回復を反映した。