ニュース 医薬 作成日:2021年4月7日_記事番号:T00095422
鴻海精密工業創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏は6日、個人保有の会社を通じてバイオ医薬品メーカー、台康生技(エアジェニクス)の株式18.56%を50億3,250万台湾元(約190億円)で取得する投資意向書を締結した。原薬メーカーの台耀化学(フォルモサ・ラボラトリーズ)を抜いて筆頭株主になる。7日付経済日報が報じた。
エアジェニクスの劉理成・総経理(左)と郭氏(右)。同社は3月に乳がんに関するバイオシミラーの第3相臨床試験で、米国や欧州の定める基準を満たした(6日=中央社)
エアジェニクスが発行する新株5,500万株を1株91.5元で買い取る。買い取り価格はエアジェニクス株の6日終値117.5元より約22%安い。近く同社の董事会で提案し、6月の株主総会で承認される見通しだ。
郭氏は、エアジェニクス経営陣の理念と構想を知り、出資を決めたと説明。世界の企業経営者の人脈を紹介するなどしてエアジェニクスの国際化と自動化を支援し、エアジェニクスを世界的なバイオ医薬品メーカーにすると表明した。
エアジェニクスは郭氏からの出資受け入れ後、▽海外でのM&A(合併・買収)と生産拡大の加速▽新たなバイオ後続品(バイオシミラー)開発──などを進める計画だ。
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