ニュース 金融 作成日:2021年4月9日_記事番号:T00095488
不動産投資信託(REIT)の「新光一号不動産投資信託基金(新光R1)」は8日、受益者会議を開き、新光グループとの関係を完全に解消した。9日付工商時報が伝えた。
受益者会議では、生命保険大手、新光人寿保険系列の新寿公寓大廈管理維護(新寿楼管)とのビル管理委託契約を解除することを圧倒的賛成多数で決めたほか、新光人寿系の不動産管理会社、新昕国際(ニュー・ライト・インターナショナル)への業務委託を解消することも臨時動議で決定した。
これに先立ち、新光R1の監察人である晶華公寓大廈管理維護は、新光R1が新寿楼管に15年間にわたり、累計で1億6,000万台湾元(約6億1,000万円)に上る余計な管理費用を支払っていたと指摘。また、新寿楼管が新光R1に対し、グループ企業である新光人寿、新光建設から不必要な駐車場スペース57台分を借りさせていたことを問題視。受託金融機関の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)と管理会社の新昕国際は管理責任を果たしていないなどと主張していた。
受益者会議では兆豊銀と新昕国際を提訴することも決議された。
新光R1の資産である新光天母傑仕堡大楼(台北市士林区)、新光国際商業大楼(台北市松山区)、台証金融大楼(台北市中山区)など6物件は既に新光R1に完全に売却されているが、物件管理は新寿楼管、新昕国際が引き続き担当していた。
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