ニュース 社会 作成日:2021年4月14日_記事番号:T00095567
新型コロナウイルス感染症の輸入症例が急激に増え、社会的な不安が高まった昨年4月に実施された調査で、市民の約13%が性行為の頻度、満足度が低下したと答えた。特に20~40代の男性に大きな影響が出ていたことが明らかとなった。
成功大学看護学系の柯乃熒・教授は、昨年4月10〜20日にインターネット上で1,954人を対象にインタビューを行い、性生活に対する満足度や性行為の頻度、性的な活動を求める頻度などを調査した。調査対象者のうち異性愛者は1,421人、性的少数者(同性愛者、両性愛者など)は533人だった。
同調査では、対象者の80%以上が新型コロナウイルス感染症の流行前に比べ、性行為の頻度や満足度に変化が生じた自覚はないと回答した。一方で、13.4%が「性生活の満足度が低下した」、13.5%が「性行為の頻度が低下した」と回答した。また、6.7%がマッチングアプリや出会い系サイトなどネット上で性行為のパートナーを探す行動が減ったと答えた。
結果について柯教授は、新型コロナウイルスの危険性への認知度が高まったり、感染の可能性が高くなるほど、性生活への影響も大きくなると分析した。
男女別では、女性のほとんどが「性生活に変化はない」と感じていたのに対し、男性、特に25〜40代の異性愛者はコロナ禍で性行為が減ったとの回答が多かった。
柯教授によると、この層は普段、社交性が高く、キャバクラへ行ったり、ネット上で性的なパートナーを探すことが多く、コロナ禍でこうした行動が減ったことが原因と分析した。
浮気の心配も増加?
一方、感染拡大に伴うストレスから性行為が減ったにもかかわらず、妻に浮気を疑われるといったケースも出ている。
ある40代の男性は、コロナ禍でも仕事で中台間を行き来せざるを得ず、台湾へ戻るたびに自宅での隔離措置を受けるなど、せわしないスケジュールにストレスを溜め込んでいた。妻は、夫がいつもふさぎ込み、自分に見向きもしない姿を見て、浮気をしているに違いないと思い込んだ。
その後、夫は、精神科で診察を受け、全般性不安障害、自律神経失調症を患っているとの診断を受けた。医師から夫の心を癒やすためのマッサージ方法を指導され、妻が実行したところ、約1カ月後には快方に向かい、ようやく以前の性生活を取り戻したそうだ。
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