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牛のランピースキン病、新北市で8頭感染/台湾


ニュース 農林水産 作成日:2021年4月16日_記事番号:T00095615

牛のランピースキン病、新北市で8頭感染/台湾

 行政院農業委員会(農委会)は15日、新北市林口区の施設で飼育されていた牛8頭が、伝染病のランピースキン病ウイルスに感染していることが確認されたと発表した。同ウイルスへの感染が台湾本島で確認されたのは初めてで、行政院は既に中央対策センターを立ち上げるとともに国際獣疫事務局(OIE)に通報した。16日付自由時報が報じた。

 新北市政府動物保護防疫処は感染が確認された牛8頭を焼却、埋設処理するとともに、市内12カ所の施設で飼育される牛約1,000頭の検査を実施した。現時点でその他の牛に感染は確認されていない。今後、3日以内に全土の15万5,000頭を検査し、苗栗以北で飼育される全頭にワクチン接種を行い、その後、対象を全土に拡大する方針だ。

 農委会は今回の感染について、ウイルスのDNA配列が離島の金門島で昨年流行したウイルスや、2年前に中国で流行したウイルスと同じであることから、中国または金門県からウイルスが伝播したとの見方を示した。

 ランピースキン病は、牛や水牛が対象となり、蚊やハエにより媒介される伝染病。潜伏期間は4~14日間、発病率は10~20%、死亡率は1~5%だ。皮膚に生じる結節を特徴的な症状とするほか、▽乳の分泌量低下、▽体重減少、▽流産・不妊、▽皮や毛の利用不可──などにより経済的損失につながる。