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作成日：2008年8月15日_記事番号：T00009562
富邦金控のアモイ商銀出資、来月にも認可
富邦金融控股の龔天行総経理は14日、中国銀行業監督管理委員会が９月中旬にも香港富邦銀行によるアモイ商業銀行への出資計画が認可するとの見通しを明らかにした。損保の富邦産物保険が中国保険監督管理委員会に申請している子会社設立も年内に認められる見通しだ。15日付経済日報が伝えた。
龔総経理は「証券、投資信託分野についても進出準備中だ」と述べ、アモイを拠点に中国での参入分野を拡大していく可能性を示唆した。
アモイ商銀への出資認可は北京五輪の影響で遅れているが、認可が下り次第、直ちに出資を実行に移し、取締役会の改選を行う意向だ。
富邦金控の６月期中間決算は税引き後利益が前年同期比19％減の70億1,000万台湾元（約245億円）だった。債務担保証券の損失や保険事業の為替差損が響いた。
