ニュース 社会 作成日:2021年4月20日_記事番号:T00095670
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は20日、16日に入境した台湾籍男性の2人(第1,078〜1,079例)の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。2人は貨物機のパイロットで同一路線に搭乗しており、うち1人は機内で感染した疑いがある。2人とも市中には入っておらず、感染経路を調査中だ。中央社電が伝えた。
2人は同じフライトで4月14日に米国に到着し、現地ではホテルで検疫を受け、16日に帰台後は3日間の外出制限「居家検疫」を実施していた。うち1人(第1,079例)は17日に、もう1人(第1,078例)は18日に喉のかゆみなどの症状が現れ、19日に検査を受け、感染が確認された。2人の接触者は131人で、うち2人は「居家隔離」、残り129人は「自主健康管理」(手洗い、咳エチケット、朝晩の検温、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など)を実施している。
台湾での感染確認者は累計1,078人となった。このうち、海外で感染したとみられる輸入症例が960人、台湾での域内感染が77人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、航空機での感染が2人、感染経路不明が1人、感染経路調査中が2人。昨年10月13日発表の第530例は後に感染していなかったことが分かり、感染者リストから除外された。死者は累計11人。1,038人が隔離を解除され、29人が入院中だ。
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