ニュース 電子 作成日:2021年4月21日_記事番号:T00095677
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)を退職した元社員が競業禁止協定に違反し、中国企業に転職したとして、TSMCが元社員を相手取り起こした損害賠償訴訟で、台湾高等法院(高等裁判所)は原告の主張を認め、被告の元社員に賠償金250万台湾元(約960万円)の支払いを命じる判決を下した。21日付蘋果日報が伝えた。
被告はTSMCの調達部門に務めていた元経理の男性で、2016年に取引先から不当な接待を受けたことが会社に発覚し、会社側の求めで退職した。会社側は競業禁止特別補償金など229万元を支給し、退職後1年6カ月にわたり競合企業への転職を禁じる競業禁止協定を結んだが、被告は退職から5カ月後、中国の紫光集団に転職した。
TSMCは被告が競業禁止協定に違反したとして、1,557万元の賠償を求めて提訴したが、台湾高等法院は転職の事実は認めた上で、TSMCの損害はそれほど大きくないとし、賠償額を250万元と判断した。
TSMCは被告について、在職当時の年収は720万元で、調達に関する情報に通じており、サプライヤーとの取引の価格、規格、数量など企業秘密に触れる立場にあったと主張していた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722