ニュース 電子 作成日:2021年4月23日_記事番号:T00095728
鴻海精密工業傘下の通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は22日、同業大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)を引受先とする増資を株主総会で承認した。遠伝は50億台湾元(約190億円)を出資し、持ち株比率11.58%で亜太電信の2位株主となる。その後、2022年6月30日までに株式交換で鴻海が保有する亜太電信の株式を追加取得し、鴻海と並ぶ筆頭株主になる計画だ。23日付経済日報などが報じた。
亜太電信の呂芳銘・董事長は、遠伝との第5世代移動通信(5G)の3.5ギガヘルツ(GHz)周波数帯とネットワークの共有について、公平交易委員会(公平会、公取委に相当)による認可取得後、第3四半期に3.5GHz帯での5Gサービスを開始すると明らかにした。増資で調達する資金はネットワーク構築などに充てるという。
呂・董事長は、遠伝との合併の可能性は排除しないが、協議は行っておらず、今後の状況次第だと表明した。
亜太電信の黄南仁・総経理は、同社のユーザー数は年内に20万件純増の220万件以上に達する見通しで、うち5Gユーザーは40万件以上を見込んでいると説明した。
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