ニュース 公益 作成日:2021年4月23日_記事番号:T00095738
蔡英文・総統は22日、台湾中油(中油、CPC)の第3液化天然ガス(LNG)受け入れ基地(桃園市の観塘工業区)建設計画を巡り、建設に反対する環境団体の代表と3時間近く会談したが、協議は平行線に終わった。
建設反対派は、第3LNG受け入れ基地の生物礁(藻礁)の生態系保護を求め、建設中止を求めている。
23日付蘋果日報によると、建設中止を求める住民投票を主導する潘忠政氏は蔡総統に工事の即時中断を要求。これに対し、蔡総統は「第3LNG受け入れ基地と生物礁は同じ環境保護を巡る比較検討だ。いかなる方策の可能性も排除しないでほしい」と求めた。
潘氏は会談後、「工事の即時中断を求めたが、総統は受け入れなかった。総統はもっと多くの情報を必要としているようだ」と述べた上で、「今回の会談で、ますます小英総統(蔡総統の愛称)は畑違いだと感じた」といらだちを見せた。
これに対し、総統府の張惇涵・報道官は「もし(潘氏が)心を開けば、それほど重い気持ちにはならないはずだ」と遠回しに歩み寄りを求めた。
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