ニュース 運輸 作成日:2021年4月26日_記事番号:T00095771
24日午前8時45分ごろ、宜蘭県南澳郷の台湾鉄路(台鉄)武塔駅の線路で、男性工事作業員が進入してきた特急太魯閣(タロコ)号にはねられる事故が発生した。台鉄では今月2日、周辺の工事現場から作業車が線路上に転落し、衝突したタロコ号が脱線、乗客乗員49人が死亡する事故が起きたばかり。王国材・交通部長は、全土204カ所の線路周辺工事を全て停止し、安全対策講習会と労働部による特別検査の実施後に工事再開を認めると表明した。25日付中国時報などが報じた。
男性がタロコ号にはねられた1分後に、区間車が駅に接近したが、異常に気づいてブレーキを掛けたため、惨事を免れた(25日=中央社)
武塔駅では当時、2番ホームの高さをかさ上げする工事のため、請負業者の虹暘営造の作業員5人が駅に進入していた。男性は肋骨を2本骨折したが、命に別状はなかった。男性は1番ホームに置いてあった工具を取りにいくのに歩道橋を使わず、2番ホームから線路を横切ろうとしたところをはねられた。内政部警政署鉄路警察局花蓮分局は、公共危険罪の疑いで書類送検すると表明した。
台鉄は25日、虹暘営造に30万台湾元(約116万円)の罰金を科すとともに、契約を打ち切り、今後の取引を拒否すると表明した。
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