ニュース 政治 作成日:2021年5月3日_記事番号:T00095872
英誌エコノミスト(最新号)は「世界で最も危険な場所」と題するトップ記事でセンセーショナルな表紙画とともに中台緊張を取り上げ、波紋を広げている。
エコノミストの報道について国民党の江啓臣・主席(中)は30日、両岸(中台)や米国は理性的に対話で解決を図るべきと呼び掛けた(30日=中央社)
同誌の表紙はレーダー画面に台湾が映し出されているもので、左側に中国の五星紅旗、右側に米国の星条旗を描いている。
同誌は台湾問題をめぐる米中の「あいまい戦略」はもはや効果を失ったと断じた上で、中国が台湾を奇襲し、米第7艦隊がそれに間に合わなければ、中国が一夜にしてアジアを主導することになり、米国は同盟国の信頼を失い、「パックス・アメリカーナ」(米国の覇権による平和)の時代が終わるなどと指摘している。
その上で、同誌は「一部の学識者はバイデン政権が台湾有事に参加し、中国による侵攻を遅らせると信じているが、そういう姿勢は中国共産党に軽率な行動を取らせることになる」と懸念した。
蔡英文総統は4月30日、同誌記事について触れ、「中国大陸の台湾に対する脅威は確かに存在するが、政府には想定されるリスクを管理し、台湾の危険から守る能力がある」と強調した。
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