ニュース 電子 作成日:2021年5月4日_記事番号:T00095885
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、「カーボンニュートラル」を目指す世界的な取り組みに呼応し、「グリーン製造プロセス」の実現を積極的に推進しており、サプライチェーンにも省エネルギー、温室効果ガスの排出削減を求め、調達先の変更を検討するケースも出ている。4日付聯合報が伝えた。
TSMCにシリコンウエハーを供給する環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)は、12インチシリコンウエハーの輸送に使う容器のサプライヤーを地場企業の家登精密工業(Gudengプレシジョン・インダストリアル)に切り替えることを検討している。
これまでTSMCへの供給用に調達していた容器は全て米インテグリスの製品だった。それを地場からの調達に切り替えれば、輸送コストの削減と温室効果ガスの排出削減が実現でき、一石二鳥だからだ。
TSMCも、これまでインテグリスからのみ調達していた製品を、家登精密工業製へと切り替えることを検討している。家登精密工業が先月、50億台湾元(約200億円)を投資し、新北市土城工業区に新工場2棟を建設すると発表したのは、TSMCが家登精密工業への大量発注に備え、南部科学園区(南科)樹谷園区以外への生産拠点の分散を要求したためとされる。
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