ニュース 社会 作成日:2021年5月4日_記事番号:T00095906
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は4日、▽インド、▽インドネシア、▽タイ、▽フィリピン──から入境した6人(第1,147~1,152例)の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。中央社電が伝えた。
うち台湾籍50代男性(第1,149例)は、仕事のため1月からタイに滞在し、5月2日に帰台した。台湾への入境時に38.2度の発熱があったため、検査を受け、医療機関に移送された。指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、男性(第1,149例)は偽造した陰性証明で入境しており、感染歴を隠していた疑いを調査し、処分すると語った。
指揮センターが同日感染確認を発表した感染経路調査中の2人(第1,153~1,154例)を合わせ、台湾での感染確認者は累計1,153人となった。内訳は、海外で感染したとみられる輸入症例が1,009人、台湾での域内感染が94人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、航空機での感染が2人、感染経路不明が1人、感染経路調査中が11人。第530例は後に感染していなかったことが分かり、感染者リストから除外された。死者は累計12人。1,067人が隔離を解除され、74人が入院中だ。
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