ニュース 運輸 作成日:2021年5月7日_記事番号:T00095962
海運大手の万海航運(ワンハイラインズ)はこのほど、中国顧客に対し、22日からアジア各地を結ぶ航路で運賃を1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり300米ドル、1FEU(40フィートコンテナ換算)当たり600米ドル引き上げることを通知したと明らかにした。これを受け、アジア域内航路を専門とする徳翔海運(T.S.ラインズ)が追随すると表明した。その他の海運会社も追随すると予想されている。7日付工商時報が報じた。
上海航運交易所(SSE)が公表した4月30日付データによると、上海からアジア各地を結ぶ航路の今週のコンテナ運賃は▽シンガポール、1TEU当たり866米ドル、▽マレーシア・クラン港、832米ドル、▽インドネシア・ジャカルタ、753米ドル──など。これら航路では値上げ後に1,000米ドルを突破する見通しだ。
証券会社によると、3月下旬にエジプトのスエズ運河で、長栄海運(エバーグリーン・マリン)の大型コンテナ船「エバー・ギブン(長賜輪)」が座礁する事故が発生し、運航スケジュールの遅延、港湾の混雑、船舶やコンテナの不足などを招いた。その影響がアジア航路まで及び、運賃の上昇につながっているようだ。
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