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八田與一技師の記念式典、ダム着工100周年/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年5月10日_記事番号:T00095998

八田與一技師の記念式典、ダム着工100周年/台湾

 台南市で8日、日本統治時代に整備された農業用水利施設「嘉南大圳(たいしゅう)」の着工100周年を記念するとともに、同施設の設計を手掛けた技師、八田與一(よいち)氏の命日をしのぶ式典が開催された。その中で安倍晋三・前首相がビデオメッセージを送り、「八田與一を大切に覚えていておいてくださって、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。9日付自由時報が報じた。

/date/2021/05/10/18hattayoichi_2.jpg式典は八田氏の出身地、金沢市とも中継で結ばれ、最後に八田氏が残した歌詞を基に作曲、振り付けされた「烏山頭踊り」が披露された(8日=中央社)

 式典は嘉南大圳のうち、最初に建設された烏山頭ダムにある八田與一紀念園区で挙行され、蔡英文・総統や蘇貞昌・行政院長、日本台湾交流協会の泉裕泰・台北事務所代表などが出席した。

 蔡・総統はあいさつの中で、雲林、嘉義、台南を超えて全長1万6,000キロメートルに及ぶ嘉南大圳は台湾で最も有名で、最も重要な灌漑(かんがい)施設だと指摘し、同施設により広大な農地に水が行き渡り、嘉南平原が台湾の穀倉地帯となったと強調した。その功績は八田氏や工事に関わった台湾と日本の技術者や労働者のおかげであり、日台間の友好は今後も続いていくと信じていると語った。