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《ワイズ横丁》人口自然減続く、桃園・台中は増加/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年5月11日_記事番号:T00096031

《ワイズ横丁》人口自然減続く、桃園・台中は増加/台湾

 内政部が10日発表した統計によると、1~4月の出生数は前年同期比11.4%減の4万7,181人、死亡数は0.8%増の6万1,902人で、出生数から死亡数を差し引いた人口の自然増減は1万4,721人の自然減だった。

 1月の出生数は統計開始以来初めて1万人を割り込み、2~4月はそれぞれ1万人を上回ったものの、4カ月連続で出生数が死亡数を下回る自然減となった。

 4月末時点の総人口は2,351万4,196人と昨年末より4万7,040人減少した。1~4月の転出が33万8,000人と転入の約30万6,000人を上回る社会減(転出超過)となったことも人口減少の一因だ。

 台湾の総人口は昨年、前年比4万人以上減少し、初めてマイナス成長となった。今年に入ってからも人口減少が続く中、行政院は今月6日、少子化の進行に歯止めをかけるため、無給育児休職者に対する手当支給額を現在の投保薪資(標準報酬月額)の6割から8割に引き上げることを柱とする育児支援策を閣議決定した。

 直轄市の4月末時点の人口は、台北市は約258万1,000人と昨年末比で約2万人減少し、6直轄市で最大の減少となった。転出は1万4,549人で、転入の8,908人を5,641人上回った。また、新北市は昨年末より3,200人余り減少、台南市は約3,700人減少、高雄市は約5,900人減少した。そんな中、桃園市は2,100人余り増加、台中市は192人増加した。

 不動産仲介大手、住商不動産の徐佳馨・企画研究室経理は、桃園市は住宅価格が台北市・新北市より安い上、出産・育児奨励策も進められており、桃園市に住居を構えようとする若者が最も多いため、桃園市の人口が増加したと指摘した。また、台中市はここ数年、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資が相次いでいるほか、中部科学園区(中科)の開発拡大で雇用が増えているため、人口が増加したと分析した。