ニュース 公益 作成日:2021年5月13日_記事番号:T00096087
経済部は12日、今年から2027年にかけての電力の需給見通しに関する報告書を発表した。台湾における電力使用量は2025年に3,067億キロワット時(kWh)を突破し、10年前の16年に比べ20%増加すると予想されている。一方、電力の供給予備率は23~24年、15%を下回る見通しで、従来予測から大きく下方修正された。13日付自由時報が報じた。

経済部は、電力使用量の年増加率の予測値を2.5%と、従来の1.84%から0.66ポイント引き上げた。昨年の電力使用量が前年比2.1%増の2,711億kWhと、過去10年の平均を大きく上回る2.1%に達したことや、半導体業界で相次ぐ工場拡張や台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資などを考慮したためだ。
供給予備率の下方修正については、台湾電力(台電、TPC)の大潭ガス火力発電所(桃園市観音区)向けに液化天然ガス(LNG)を供給するために計画されている台湾中油(中油、CPC)のLNG受け入れ基地(観塘工業区、桃園市)建設が、生物礁(藻礁)の生態系保護を求める反対運動に直面し、遅れていることが主因だ。
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