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《ワイズ横丁》クラスター発生の茶芸館、お茶を飲む店ではなかった/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年5月14日_記事番号:T00096111

《ワイズ横丁》クラスター発生の茶芸館、お茶を飲む店ではなかった/台湾

 台湾ではここ数日、各地で新型コロナウイルスの域内感染が相次いで確認されているが、その中には「茶芸館」に勤務する複数の女性が含まれている。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長がある男性の感染者について、茶芸館の女性従業員との間に「人と人とのつながり(人与人的連結)があった」と発言したことがインターネット上で不純な臆測を呼んでいる。

/date/2021/05/14/19disinfecting_2.jpg台北市政府は13日、万華区の茶芸館など172店を3日間休業させ、消毒作業を実施した(13日=中央社)

 指揮センターが11~13日に発表した新型コロナウイルス域内感染者の中には、台北市万華区の「楓香清茶館」に勤務する50代女性(第1,221例)など茶芸館で働く複数の女性のほか、新北市のライオンズクラブ元会長の60代男性(第1,203例)が含まれていた。

 指揮センターによると、ライオンズクラブ元会長(第1,203例)は約10日間の間▽台北市、▽新北市、▽桃園市、▽新竹地区──と、広範囲にわたって行動しており、台北市万華区の茶芸館にも立ち寄っていたことが明らかとなった。

 なお、クラスターが発生した茶芸館は、日本人観光客にも人気となっている、伝統的な作法で台湾茶を飲むことができる店ではなく、男性がホステスの接待付きで酒を飲んだり、カラオケを楽しんだりする場所で、「阿公店(阿公=台湾語でおじいさんを意味する)」とも呼ばれる。

 こうした店に詳しい人物によると、ホステスを1人付けるのに300~600台湾元(約1,200~2,400円)が必要で、場合によってはホステスを提携する外部のホテルに連れ出し、性的なサービスを受けることも可能だという。

 ライオンズクラブ元会長は、こうした店のホステスと「人と人とのつながりがあった」と指摘されたわけで、ネット上では「元会長は奥さんに説明を迫られる」などと、大きな盛り上がりを見せており、「人与人的連結」が一躍、流行語となっている。