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《新型肺炎》陰圧隔離室の病床が逼迫、軽症者に自宅療養を呼び掛け【表】/台湾


ニュース 医薬 作成日:2021年5月17日_記事番号:T00096139

《新型肺炎》陰圧隔離室の病床が逼迫、軽症者に自宅療養を呼び掛け【表】/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は16日、新型コロナウイルス域内感染者の急増により陰圧隔離室の病床が逼迫(ひっぱく)していることを受け、軽症者は「1人1室」で自宅療養するよう呼び掛けた。17日付自由時報が報じた。

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 衛生福利部(衛福部)によると、陰圧隔離室のベッドは計658床あり、空きベッドは16日時点で297床。うち、台北市と新北市の空きベッドは、51床と逼迫(ひっぱく)している。ほかに、専門病院172軒があり、空きベッドは1,165床で、うち台北市と新北市が209床。

 衛福部は、新型コロナウイルス感染が確認された軽症者は、▽自宅で1人1室を利用し、同居人と浴室・洗面所を分けること、▽マスクを着用すること、▽せっけんでの手洗いや手指へのアルコール消毒を行うこと、▽漂白剤やアルコールなどで接触した部分を消毒すること──などと説明した。

 発熱した際には解熱剤を服用し、十分な水分補給・休息を行い、▽呼吸困難、▽胸の痛み、▽胸焼け、▽意識混濁、▽皮膚や唇の変色──などの症状があれば必ず、緊急救難番号119か、衛福部疾病管制署(疾管署)の防疫ホットライン(電話番号1922)に連絡し、指示に従うよう呼び掛けた。

 また、感染確認者の症状が出た3日前からの期間に、飲食や寝起きを共にした、あるいはマスクを着用せず15分以上向かい合っていれば、濃厚接触者となる。