ニュース 商業・サービス 作成日:2021年5月17日_記事番号:T00096141
新型コロナウイルスの域内感染の急拡大を受け、15日に台北市と新北市で防疫レベルが第3段階に引き上げられた中、食品や日用品の供給不足を懸念する市民が全土各地の小売店に殺到した。経済部は同日、量販店やスーパーマーケットに対し、▽トイレット・ティッシュペーパー、▽即席麺、▽米、▽缶詰──の購入を1人2個までに制限するよう緊急要請した。16日付中国時報が報じた。
一部の店舗では、即席麺の補充が追い付かず、陳列棚は空っぽだ(16日=中央社)
経済部では食品や日用品の在庫や生産状況についての調査を行い、即席麺の日産能力は11万箱で、原料となる小麦粉は6カ月分の在庫があることを確認した。政府は即席麺メーカー主要3社に増産を要請し、供給量を増やしており、経済部は市民に対し、あわてずに必要な分だけ購入するよう呼び掛けた。
トイレット・ティッシュペーパーや消毒用アルコールについても十分な在庫が確認された。
一方、生鮮食品の購入が急増したことに伴い大台北地区(台北市、新北市、基隆市)における野菜の16日卸売価格が1キログラム当たり33.7台湾元(約132円)と前日比約39%上昇した。キャベツや白菜は2倍に上昇した。
行政院農業委員会(農委会)農糧署は、生産、供給とも正常だと説明した。業界関係者も、市民に対し買い占めの必要はないと呼び掛けた。
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