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《ワイズ横丁》台北の街から人が消えた、防疫レベル3で外出自粛/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年5月17日_記事番号:T00096156

《ワイズ横丁》台北の街から人が消えた、防疫レベル3で外出自粛/台湾

 新型コロナウイルスの域内感染の拡大を受け、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が台北市と新北市の防疫レベルを第3段階に引き上げた15日から一夜が明けた16日の日曜日、いつもなら大勢の人出でにぎわう台北市の繁華街や観光地から人の姿が消えた。

/date/2021/05/17/18xinyi_2.jpg週末は、店舗や大道芸人で夜までにぎわう新光三越百貨・台北信義新天地の香堤大道広場も人の姿がなかった(16日=中央社)

 防疫レベル3への引き上げ発表に際し、指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、会合や外出を控える市民に呼び掛けた。台北・新北市民の大多数はこの呼び掛けを真摯(しんし)に受け止めたようで、15日の台北都市交通システム(MRT)の乗客数は延べ約59万人と、先週土曜日と比べ100万人減少した。16日も、忠孝復興駅など普段は立錐の余地もないほど混雑する主要駅から人影が失われた。

 大型の百貨店がひしめく台北市の信義計画区は毎週末、大勢の買い物客でごったがえすが、16日は一日中、ほとんど人の姿を見かけない状態となった。若者に人気の繁華街、西門町(万華区)の商店もこの日は閑古鳥が鳴いている状態で、いつもなら地面を目にすることができないほど大勢の人や車が行き交うスクランブル交差点は、地上の横断歩道がすっかり見渡せる状況だった。

 このほか、饒河街観光夜市(松山区)など台北市内の主要夜市(ナイトマーケット)も、16日夜は訪れる者が少なく、営業を取りやめる屋台も多かった。

 指揮センターが15日、全県市の宗教施設に対し、6月8日まで施設内での参拝を停止すると発表したことから、艋舺龍山寺(万華区)や慈祐宮(松山区)など台北市内の著名な寺院や廟(びょう)でも屋内への入り口が閉ざされ、屋外の参拝客もまばらだった。

 一方、台北市と新北市では新型コロナウイルス検査拠点に、大勢の市民が詰め掛けた。

 市中感染拡大で緊迫感に包まれる中、ツイッターにある台湾人ユーザーが15日、「世界よ見てくれ、台湾人が2週間で防疫レベル3を解除し、模範を示すところを」と書き込んだところ大きな話題となり、若者を中心にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で大量に転載、引用された。